#伊勢原 #教育福祉常任委員会 #日向薬師 #宝城坊 #重要文化財
今日も早朝の新聞配達からスタート子どもを保育園に送り届け、午前中に教育福祉常任委員会が開かれ、6月議会の議案や報告事項について、子ども部、教育部、保健福祉部より説明をうけました。
終了後、お昼の合間に新聞配達&集金へ(-。-;
午後からは国指定重要文化財「日向薬師宝城坊本堂」の視察へ。
現在、270年ぶりの本格修理を行っており、自分が生きている間に行われている事自体が本当に貴重な事なんだと改めて感じました。
バスで近くまで行き、そこから山道を歩いていきました。
まずは、日向神社
この造りもあまり普通の神社では見かけないものでした。
いよいよ日向薬師へ階段を上ると仁王門があります。
仁王門もこの時代では珍しい大きさのものとの事です。
そこを抜けると、岩盤を削って作った石段が長い年月の間になめされて、波打つようになっています。
これも本当に長い歴史を感じるものです。源頼朝や北条氏など歴史上の人物が同じ道を通ったと思うと不思議な感覚です。
この林道が何とも癒しを与えてくれました。
県指定天然記念物の「二本杉」
これに接して鐘堂があり、そこに釣鐘(国指定重要文化財)があります。
いよいよ本堂ですが、現在、周りは雨風の影響を受けないように囲われ、茅葺屋根を葺いているところでした。
また、柱の色も以前は赤で塗られていましたが、建てられた当初は黒色だったという事が調査の結果分かり、黒に塗られたものが出来上がるようです。またイメージが変わり完成が楽しみです。
先日、金沢文庫に「秘仏鉈彫本尊」を見に行きましたが、これだけの重要文化財が伊勢原にあるという事は本当に凄いことだと感じました。
お金には換算できないこのような文化財を守り、伝えていくことも国、県、市の公の大切な役割だと再認識しました。
伊勢原のこのような魅力をいかに伝えていくかも大事ですね。
日向薬師、開山以来いったいどれだけの人がお参りしたことでしょう。さらに開山前史も考えれば、ほんとうに気の遠くなる思いがします。長い歴史の中で、さまざまな苦難、近くは神仏分離、廃仏毀釈、修験道禁止令など、をこえて、生き続いていることに、私たちは感じとる、あるいは学ぶべきものがあると思います。私たちの生き方の問題として。
返信削除