今日は朝は娘を保育園に送り、議会で一日新人議員向けの行政部門の説明がありました。
すべての担当課からの説明で共通していることは、伊勢原市が力を入れている事として、「健康づくり」「観光振興」「新たな土地利用」の3つが中心になっているようです。
そして、少子高齢化による人口減少と市の財政難。
これをどうやって解決していくかということが市の説明から自分が感じたキーワードでした。
人件費の削減や、事業の縮小や効率化などはやっているらしいですが、減らすことばかりでは、何の活性化もおこらないし、その場しのぎになりかねない。むしろどんどん人は離れていくのではないかとの危惧もあります。公共施設についても縮小や統廃合する方向で計画が立てられているような印象を受けました。
そしてなによりも伊勢原をどういう市にしていきたいのかは未だはっきりしない印象も受けました。
伊勢原に住んでまだ日は浅いですが、住むには本当に良いところですが、どこか街も継ぎ接ぎで、制度も他市に比べ遅れています。全体としてどうしていきたいのかというところが見えないなぁと感じていました。
この数年でおそらく色々大きく変わっていく時期にあります。その中で議員として何ができるのか、市民の皆さんの為に何ができるのか、市民の皆さんと一緒にしっかり考えていきたいと思いました。
今の伊勢原市にとって重要なのは、市民の知恵と力をどう結集するか、ということだと思います。だってお金がないでしょう、職員の数も足りないでしょう。黙っていても行政が何かしてくれる、あるいは要望だけ出してあとはお任せですむ時代ではないのです。しかしそれは市民が行政の手足(あるいは下請け)になることではなくて、自治の主役となって、専門家集団としての市職員と協働するということです。
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