2017年11月26日日曜日

就労継続支援A型について

就労継続支援A型について、NHKで特集があった。


就労継続支援は、通常の事業所に雇用されることが困難な障害者などに就労の機会を提供し、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて,その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業の事を言います。

A型は雇用契約の上、最低賃金も保証された中で働くことができます。


民間の企業などの参入もあり、この10年間で一気に増えてきた。しかし、突然閉鎖し、働いている障害者の皆さんが解雇されるという事例も出ている。


民間企業がそれだけ参入できるということはある意味で、儲けのビジネスとして成り立つということであり、当然福祉的観点がない人たちの参入もあり得るということ。


結果、福祉が食い物にされているというものです。


私も今年、就労継続支援A型に通っている方から相談を受けました。


その内容も、事業所の社長の障害者に対する対応が、およそ福祉に携わっているひとの言動とは思えないもので、またそれぞれの利用者に対する態度もあからさまに差別していたりというものでした。いくら利用者が改善を要求しても一向に良くならない状況とのこと。ここも、経営者自体に問題がある可能性も考えられるところでした。


また従業員が事業所の大変さを利用者に相談するなど。事業所としての機能が果たされているのかどうかとても疑問に感じました。


県議に依頼して、状況などを県に問い合わせて頂き、通常一年に一回の監査などの決まりもなく、ある意味野放しになっている可能性もあります。

しかし、今回は事業者に連絡をして頂き、県から聞き取りもしていただけました。


そのおかげか、そういった状況は、多少改善されたようでしたが、今後も注意が必要と感じました。


こういったケースは実はかなりあるのではないかということも感じました。


また、県の監査などのせめて年一度の監査などは義務付ける必要性も感じました。

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