本日、一般質問に登壇しました。
大きな山場を終え、あとは最終日の討論を残すのみとなりました。
今日は一般質問残り10分ぐらいのところで、傍聴席から聞き覚えのある赤ちゃんの「あ〜、うー」という声が聞こえ、質問しながらも、一瞬「ん⁈」と思い、終わって振り返ると、妻と息子が初傍聴。
ママ友も一緒に来てくれたようです。
子育て世代も、子どもも気軽に来れる議会にしないとですね〜
今日は第6期介護保険事業計画について、伊勢原市の実態について質問しました。
この間、制度開始当初にバラ色に描かれていた介護保険制度は、いまや国家的詐欺と言われるまでに、変質しています。
これまで、保険料を払ってきた人もいざ利用する時になってもまともに利用できず、利用負担もどんどん増加しています。
第6期では、一定所得者の利用料が1割から2割に、特別養護老人ホームが原則要介護3以上に、低所得者向けの軽減のための補足給付の要件が厳しくなるなど、利用者は本当に大変な状況です。
また、今後、国は財源的な保障はしないまま、地域包括ケアシステムの構築など、市町村へ実施するよう求めています。市町村も裁量が大きくなる中、独自の整備が求められています。
しかし、現状で市は地域の実態、利用者の実態把握は出来ておらず、適切なサービス提供は出来ないと感じざるを得ませんでした。
それだけではなく、市の窓口対応についても、専門性が低下しており、基本チェックリストや介護認定について、理解できていない職員が窓口対応しているという現状示し、改善を求めました。
人件費削減により、職員数も減り、現場は手一杯で、教育にも手が行き届いていないと言えます。定員管理計画も含めて見直しが必要ではないかと考えます。
要支援者向けの事業として、介護予防通所介護サービスまたは介護予防訪問介護サービスの基準緩和、住民主体のサービスについて、今後の将来ビジョンについて聞きましたが、明確な答弁はありませんでした。
国の強引な進め方もありますが、本市ではそれに追いついていないということは良くわかりました。
平成29年度は第7期の事業計画策定に入る年ですので、引き続き安心して暮らせる伊勢原市の実現のためにも、取り組んで行きます。
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