2015年12月9日水曜日

教育福祉常任委員会の陳情審査5件

 本日は、私の所属する教育福祉常任委でにて5つの陳情が審査されました。

○陳情第10号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員について国への意見書提出を求
 める陳情

○陳情第11号 介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める陳情

○陳情第12号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情

○陳情第13号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情

○陳情第14号 「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書提出に関する陳情

 私は陳情第14号は不採択、それ以外は採択すべきとの立場から意見を述べさせていただきました。

 審査の結果、教育福祉常任委員会においては、陳情10号は賛成少数で不採択、陳情第11号は賛成多数で採択、陳情第12号・13号は全員賛成で採択、陳情第14号は賛成多数で採択という結果となりました。

 10号が不採択で11号が採択とする理由が私にはいまいち理解できませんでした。どちらも現場の切実な要求です。国は方針は出すが、根本的な改善を行ってきていないことが、未だ過酷な労働環境である原因ではないかと思います。

 14号については、情報の規制によって憲法で定められている「表現の自由」が奪われる危険性をはらんでおり、漫画・アニメ・雑誌など、個人の価値観に国が介入することの問題、メディアも青少年にとって有害情報と見なされれば国の思う通りに規制されかねないなどから、批判が強いことからも反対しました。

次は15日に一般質問です。

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