2016年5月16日月曜日

#若者憲法集会

今日は、若者憲法集会に参加。

分科会は「どうする沖縄・辺野古!?日米安保条約ってなんだ」に。SEALDs RYUKYUの元山仁士郎さん、弁護士でNO MORE BASE FESの呼びかけ人でもある竹村和也さんがお話をしてくださいました。

一昨年のオール沖縄の選挙勝利で辺野古新基地建設反対の民意が示されたにもかかわらず、安倍政権は辺野古への新基地建設を強行に進めようとしています。そこにはいったいなにがあるのか。

そもそも沖縄の米軍基地は日本を守るためのものではなく、アメリカの軍事・経済を含めた世界戦略のための一つにすぎず、過去ベトナム・イラク・アフガニスタン戦争などの侵略戦争でも明らかなように、出撃基地としての位置づけとなっています。

また、日本は独立国でありながら、日米安保条約によって事実上の植民地状態、対米従属国となっています。それは、日本の憲法や法律以上に日米安保条約が優先されている現状からも明らかです。

これは決して沖縄だけの問題ではなく、日本国民全体の問題として、自分の身に置き換えて考える必要があると感じました。


全体会では、弁護士でNPO自立生活サポートセンター・もやい理事・立教大学准教授の稲葉剛さん、弁護士の矢崎暁子さんがお話してくださいました。


憲法とは国と主権者との約束であり、守れない議員は辞めてもらえばいい。選挙で選ばななければ良いということ。
主権者が国の言っていることが正しいのか問い、疑い、調べるということが必要である。

日本では対立することを嫌い、恐れるため、政治についての話を避ける傾向にあるが、お互いの意見が違うのは当たり前であり、それはそれとして、お互いに個人として尊重することが大事ではないか。政治は生活であり、実は一番身近であるはずのもではないかと感じました。

自民党改憲草案では、「個人として尊重…」が「人として尊重…」となっており、国が示すあるべき人間像こそが正しいとされる恐ろしい内容となっています。基本的には公益及び公の秩序が優先され、個人が消されるという、個人のために国があるのではなく、国のために個人があるという何とも上から目線な内容となっています。

安保法制は弁護士の間で悪徳商法と同じ手口ではないかといっているということが印象的でまさにその通りだと納得(笑)

この法案によって、経済的徴兵制のリクルート化が強化される懸念、自衛隊のPTSDの問題、ここから、さらに貧困の悪循環に陥るという問題など。これは実際にアメリカですでに起きていることであり、このままでは日本も同じ道をたどる危険性があるということをが良く分かりました。

それにしても、高校生・大学生でここまで関上げて行動できることを尊敬します。若い人たちの熱い思いを聞き、自分も刺激を受け、思いを新たに帰路につきました!





…夜は地元消防団の方々との懇親会に参加しました。



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